太子堂中央街にある天政さん、12月4日(日)に閉店されました。
その日も買いに行ってましたが全く気づきませんで、数日後にシャッターの貼り紙を見て驚きました。
「火曜定休」から「火・水休み」に変更。さらに「金土日以外やすみ」となり、夏頃に「体調が良くないため」と臨時休業されていた時期もありました。
最後の営業となった日の様子。
順番を待っている間、ふだんと違っていたのはショーケースの下の段にパック詰めされた天ぷらとフライがたくさんあったこと。そのときは「楽屋用ケータリングを頼まれたのかな?」と、さして気にも留めませんでした。いま思えば、超ご常連さんの取り置きだったのでしょうか。
私の順番が来た。
「ハイ、おねーさんお待たせ!」
お店のお姉さんが笑顔で迎えてくれるのが嬉しくて買いに行ってたのかも知れません。
お惣菜を受け取ってから支払い。いつもなら領収証を頼むけど、お姉さん忙しそうだし更に手間をかけては申し訳ないと、そそくさとお店をあとにしました。
もう二度と天政さんのレバカツが食べられないなんて寂しすぎます。
閉店後に通りかかった日。
大切に使われていた商売道具なども「よろしかったらお持ちください」と書かれ、お店の前にありました。
これまでのおじさんとおばさんとお姉さん達の頑張りに感謝しかないです。
長い間、本当におつかれさまでした。
レバカツのおいしさ、皆さんのやさしさは永遠に不滅です。
【2024/04更新】
新しいお店「ebian」さんがオープンしたようです。
軒先テントは天政さんの屋号を残してあります。
祝い花をスタンドから抜いて持ち帰って良いそうです。
東京では珍しいです。
【2024/05更新】
営業時間中に前を通りかかりました。
立ち飲みカウンターでアルコールもあるみたいです。
唐揚げやフライをテイクアウト出来ます。
ちいさいメンチを買って帰りました。